| トップページ | 昆虫環境とホタル | ホタルと安らぎ | ホタル幼虫情報 | 鳴く虫 |
|
| 自作水槽 | ホタル・幼虫生態観測 | 重要な飼育実務 |
ライブ日記 | 食物連鎖 | |
| 平家と源氏の比較 | 小平市 |
||||
| 飼育水槽価格 |
幼虫価格 | 環境用途ボトル |
ビオトープ調査設計 |
擬似ビオトープ | 【商法告知】 |
| 幼虫在庫表 |
申し込み |
【エ サ 情 報】
2007 年 6 月 29 日
タニシ以外の代用エサがありますが、タニシを豊富に摂取した幼虫に、タニシとジャリガニを投入したとき
幼虫は一切ジャリガニを食わなかった。 結局栄養不足で仕方が無いときのみ他ののエサを食う。
結論としては、タニシで育てたほうが繁殖率が高いと言えます。
【 平 家 ホ タ ル に 関 し て の み 】
★:飼育基本のひとつ、エサは重要なキーポイントとなる。
多方面の情報が氾濫する中、私自身が飼育実験した結果を加えて述べます。

こんな茂みのあぜ道の中から、カゴの中にあるようなタニシが採れます。 余分な餌は冷凍保存・
【タニシは平家ホタルにとっての食文化】
【ホタルは肉食文化絶対主義】
★:幼虫の生態系とタニシの生態系の同期
1)生活環境の同一性
幼虫とタニシ、共に水の淀みとか、とても緩やかな流水域を好みます。
ホタルの幼虫もタニシも流れには逆らえないないのです。
適当に有機物の半腐敗化した水質でタニシは育ち、与えたキャベツが腐り始めるとよく食べる。
幼虫も汚れた水槽でも十分に生存しています。
2)共にアンモニア(NH3)に硫化物に弱い) (人も同じだけど)
飼育水槽でアンモニア発生原は餌のタニシ以外にありません。
飼育水槽は閉鎖空間です。エサ腐敗の進行は、
水槽過密飼育では、実戦で予測を超えた大量のタニシをつぶして与える時期があり、その結果、
8月飼育温度は30度を超えます。飼育温度が30度前後の時期、15度の時の数倍の速度で腐敗化が進み、
アンモニア濃度がある境を基点として急激に増すので、投入エサの量に.注意が必要。 24時間以内に食いつく程度に。
ちょっと油断すると、一夜にして水槽中の幼虫が全滅する。 匠のISさんも、同様経験をしている。
3)貝類を含む水生昆虫はj除草剤と界面活性剤に特別弱い。
界面活性剤は石鹸からプラスチック類まで含まれ、炭素原子が六角形となった炭素分子(ベンゼン核)の角に
水素原原子が10〜20個つながった姿で、細胞の中に入り込み細胞を破壊してしまう、
タニシにとっても劇薬です。 そして界面活性剤は時間が経過するに従い水素分子が一
つずつ離れ、 最後に環境ホルモンとなります。
他方植物ホルモンの除草剤、水生生物の魚介類にも生息をさせず、ユスリカのぼうふら
一匹すら澄めない。
⇔江戸時代から東西に流れる小平市の用水路、未だタニシ一個・ぼうふら一匹見かけることの無い、ビオトープ
環境が汚染された水路です。水質汚染者が居なければ、最もホタル生息に適した水路環境に見えます。
小平市役所には、機会あるた度に改善の試みを促しています。 汚染源を発見する度に、その報告のたびに、
市の担当者は多忙な時間を割いて汚染源を排除していますが、 24時間中の一瞬に流される洗剤に、
染み出る微量の除草剤には勝てないようです。
4)タニシは農薬に強く幼虫は農薬に弱い
特に除草剤に強く、体内残留農薬を含んだタニシがあります。 特にゴルフ場周辺のタニシは要注意。
たんぼ周囲の雑草が枯れていたり、写真のように生えてない場所のタニシも要注意。
5)タニシの産卵と孵化幼虫成育の同期
自然界では6〜7月、ホタルは放卵し、7〜8月には幼虫1年生となっている。
その頃親タニシは3〜5ミリ前後のタニシをタニシの格好で産み始めます。
7月末には自然界で雨季も終わりに近づき、太陽がさんさんと注ぎ藻が繁殖、その藻を食べてタニシは成長。
自然界でホタルの孵化幼虫にとって、この幼生タニシこそが大切な最初のエサとなる。
体長1ミリ前後のホタル幼虫と、タニシ幼貝の同期性は、自然界の重要な営みである。
タニシの飼育維持
注意点:ストック容器(バケツ洗面器水槽など)が腐って発生する硫化化合物やアンモニア化合物を揮散させること。
3〜4日毎(重なるほど大量のタニシストックは別)に、容器の底までかき回し、水の全量交換をすること。
採取した当日〜3日ほど、朝晩2回かくはん交換すること。(排泄物の排除)
室外に置く時
Aコンクリート集合住宅では日射面に置かない事。 水温上昇で死滅の連鎖が始まる。匂いが出たらサイン。
B土のある個人住宅では、容器の半分程度を地面に埋めて、太陽熱を地面に逃がす工夫がベスト。
どうしても日の当たる時、水面に浮く物を投入するとよい。容器は白系統がよい。
飼育維持が安定したら、赤球土や園芸土をごく少量混入させること。(きれい過ぎる水環境は不向き)
貴重な赤ちゃんタニシ
5〜6月胎生のタニシは赤ちゃんタニシを放出する。
07年度、孵化幼虫に与えた赤ちゃんタニシ、つぶさないでもそのままの状態でタニシに喰らい付いています。
幼虫の飼育水管理にもよいし、成長の確率も高まりました。
死滅の連鎖
特に淡水生息の貝類は、自然界の生息環境の変化で同一生息域の貝類が、一揆に全滅視します。
上流域で何らかの原因でコロニー死滅のとき、その腐敗物で下流域の貝類が全滅死の連鎖を川下まで波及します。
ご家庭での容器飼育維持はもっと顕著に反応します。
以上の事柄が一般的に発生し、多くのホタル愛好家がタニシの飼育は不可能と言っています。
3年前の05年、浄化システム水路で飼育維持でも失敗しています。(やっぱり先人の言ったとおり)
去年06年も別方法でも失敗。
今年07年、白文字記載方法で2ヶ月たっても、ストック飼育水に腐臭発生は無く、6月中旬まで順調です。
孵化幼虫には5ミリ以下のタニシが最適で、幼虫の育ちがよく、初期成長率が上がります。
とは言っても、大きなタニシを潰して上げても不足は無いけど、
後の手入れの仕方で幼虫が減ってゆきます。
←左写真にタニシの比較写真を掲載しました。
羽化幼虫に適したタニシのサイズは上のほうの、 5〜10ミリがマア〜・
マア〜ですが、親を潰すとタニシがいっぱい出てきます。
胎生で生まれるタニシは、指で摘むと潰れてしまうほどの脆弱な殻で、
1ミリ前後の孵化幼虫でも、 幼虫は自力で食いつけます。
餌の食いつき方を観測する限りでは、水槽中では数十匹の幼虫がタニシ
のフタに群がり、 タニシを窒息状態に追い込んでいるようで、多分、たま
らず苦しくて外に体を出したときに、すかさず食らい付くのかな〜と感じて
います。
しかし自然界では幼虫が密集して共同作業ができるほどコロニー形成で
きるとはあまり思えません。だから、幼性タニシの出現は、自然界では絶
対に必要な自然現象ではないかと思っています。
↓生かしておく分は炎天下スチロール箱に。 ↓キュウリを与えたが、煮たキャベツNo1 ↓藻を食べ歩いた道筋写真。


タニシ捕獲の外注
農家の方に採取して頂くと、1キログラム当たり4000円以上で、結構な価格になる。 クール宅急便で送られても、半数は死滅する。
依頼の注意点:良く洗浄して頂き、浮いたタニシは除き、氷で冷やし水切り後、クール宅急便がベスト。
ネット上では、1kg5000円と案内されていた。
水槽飼育
孵化幼虫には、タニシを潰して与えますが、赤ちゃん幼虫にはミルク加工する必要がある。
ミルク加工とは、大きなタニシしか手に入らないとき。きちんと潰し細かく刻む、スライスすることです。
加工することでタニシはすぐ死に、腐り始めます。大きなタニシは内臓が多く腐りやすいけど、内臓から食べられる傾向アリ。
最初の1〜2ヶ月がとても小まめな水のメンテナンスを要する時期。
マニュアルに詳しく_記載してあり、開発水槽はこの現象に対処しています。(多くの気張りアリ、記載量多大)
孵化後2、3ヶ月が飼育の勝負。
気が付くといつの間にか10分の1程度まで幼虫が減ってしまう。
★:エサの種類と鮮度と品質
1)塩分がなければ海洋性貝類でも何でも捕食し成長し、幼虫は平家ホタルに成長し飛ぶホタルになる。
実験者の論ではシジミはともかく、アサリの脱塩処理中に貝が死ぬので冷凍保存時手短にすることらしい。
冷凍前に貝殻を割っておくことも、冷凍テクニックと書かれている。
2)忌避した貝。
ネット上ではインド巻貝も適切なエサとして見かけますが、生きたまま入れたところ、
タニシには果敢にチャレンジするが、インド巻貝に近づいた幼虫は直前でUターンしたのを何度も見かけ、
インド巻貝も潰せば食べるかもしれないが、忌避行同からして与えない方が親切。
3)冷凍タニシ類
冷凍されても鮮度品質が保たれているとは限らない。
マグロは−60度の瞬間急速冷凍し、−60度の深冷温度帯域を維持し鮮度を保っている。
(余談:マグロの血液ヘモクロビンは−60度以上では、含有酸素で酸化が始まり不味くなる)
タニシ冷凍も同様で、急速冷凍したのか、低温維持連続をしたのか、重要な要素となり冷凍温度、-3度でも凍っている。
−5でも−15度でも同じように見えますが、鮮度はまるっきり違うことを知っておいてください。
4)他の餌も食べる平家幼虫
実験の結果牛肉や豚肉の赤みも捕食したが、群がり方は少なかった。経過を見ても死ぬこと
は無かった。 他方ネット上でイカも食べる案内を見かけました。
その他にも1年中飼育できる生物を好むこともわかりましたが、1〜3齢幼虫に好適餌なのか
は不明。 今年実験後、飼育実戦本に記載します。
5)内臓から捕食
肉食獣も猛禽類も内臓から食べています。
新鮮なタニシでは肉も綺麗に食べますが、やはり内臓が先になくなり、肉は最後。
冷凍タニシでは、冷凍の不備で変質した肉片を残します。 やはり、刺身と同様に生の新鮮なタニシが最もうまいらしく、それが一番。
内臓にはビタミンミネラルいっぱい、 ここに自然界の選択技が、生存と成長と子孫繁栄への基なのでしょう。
6)人間を含む肉食生物の共通項的な考え方
肉食生物や動物にとって成長に欠かせない各種ホルモンにビタミンの幾つかは、 自己生産できないのが共通項と成っています。
その結果捕食生物からホルモンやビタミンやミネラルを得ています。
ホタル幼虫も肉食です。 主要捕食生物であるタニシからそれらを得ていると考えるとき、タニシの内臓は重要なビタミンにミネラルと
ホルモンの供給源とみなせます。
だからライオンと同様ホタルの幼虫は内臓から捕食するとも考えられ、新鮮な冷凍タニシが要求されるのではないかと推理しています。
7)匠のISさんも重要視する生餌
孵化幼虫と蛹への変態時期に与える餌は、生きたタニシを重要視して与えています。 特に羽化時期を早めるときに実践しています。
★:どうして生たタニシが必要? 冷凍でも十分ですよ!。
冷凍鮮度が悪いと潰したタニシが直ぐに腐り始めます。
適量なら二〜三日で食べ尽くしてますが、 この間にも冷凍タニシは直ぐ腐敗に向かいますが、
生エサなら腐敗化はかなり軽微です。
冷凍タニシのとき、安全のために三日目には残ったエサ全てを取り除かなければなりません。
左写真を参考にしてください。
エアーバッキサイホン方式の循環方式では、水の落下点を中心に写真のような泡が溜まります。
水は澄んでいても確実に腐敗に向かっているサインです。
この程度ではまだまだ安心ですが、翌日には水を全て交換し、幼虫のみをスポイトで吸い上げ、新しい水を満たした水 槽に移し変える作業が必要です。 泡が水槽表面を半分以上を覆うとき危険ラインです。

↑タニシ以外の餌捕食姿。 ↑無防備状態の満足げな姿、・ ↑タニシ集団食事中
発見情報をマニュアルに記載します。格安維持の大量過密飼育の生エサに有効。
冷凍方法と保存と解凍方法

小さな容器がベスト 凍った水の上にタニシ 冷やしたタニシに水を注ぐ ラップで表面を多い 冷凍されたら容器に水 ファスナー付き袋に入 完成品です。
少量ずつ解凍するため を平らに並べて置く 貝が水没するほどに。 冷凍庫に入れる。 を掛けてラップと共に れ冷凍庫に保存。 同じものをたくさん作
ラップを敷いて1/3 5分ほど冷凍庫に。 抜き取る。 って保存。
水を注ぎ冷凍する
@ 保存温度は−20度に近い温度を保存期間中維持すること、コーティング冷凍は、保存温度維持と冷凍乾燥を防止する手段です。
A 利用する時はハンマーで割り、必要量を流水で急速解凍する。 自然解凍は鮮度劣化を招きます。
B タニシでもカワニナでも、大きさ別に区分して冷凍しよう。 孵化幼虫にはなるべく小さな貝を。 食べ残しを防止できるメリットがあります。
【餌の種類と品質】
ネット上のデーターと私の実験比較(平家ホタルに関してのみ抜粋)
| 餌の種類 | 投入形態 | 食べ具合(ネット) | 私の実験観測 | |
| カワニナ ヒメタニシ マルタニシ |
生態形状、生 | ◎+++ | 水槽人工飼育では成長格差が発生し不向き | |
| 生、破砕 | ◎+++ | 成長の即効性と成長格差調整に有効。 | ||
| 冷凍破砕 | ◎++ | 冷凍と解凍の仕方で生エサとそん色なし。 | ||
| 凍結乾燥 | × | ISさんの実験でスライス乾燥品、まったく用を成さない。 | ||
| ボイル | × | 幼虫は殆ど興味を示さなかった。 | ||
| ドジョウ |
昆虫・淡水魚類 | ++ | 実験をしていないので不明。 ネット情報では自然界ではオタマジャクシを食べると報告。 |
|
| オタマジャクシ | + | |||
| エンマコウロギ |
+ | |||
| アマカエル | ++ | |||
| 牛肉 | 生肉赤み | ? | 幼虫の群がり方は非常に少なかったけども食べる幼虫も居た。 | |
| イカ | 皮むきひも状 | × | まったく受けつけない。 | |
| ジャリガ二 | 半分に切り分け | ◎++ | タニシカワニナの代替品になる。 | |
| エサと成長の重要課題へ⇔ えさ&成長の重要課題 餌の種類と品質 |